別れと涙。

別れに涙するのって忘れてました。

さみしくて、別れたあと後の、切なさと、孤独の闇に大きく包まれたような感覚。

はじめで一人暮らしした時に、引越し祝いで飲み会やって、バーっとみんなが帰った後の部屋に残ってる、その時の熱気と、食べ物とお酒の香りと、友達の残像、耳ののこっている会話の数々、みんなで、笑い合ってた声。

ああ、一人暮らしの楽しさは、こんなカタチのさみしさとも、向き合わなきゃいけないんだと。

お盆に、娘連れて実家に帰ったんですけど、大勢の従姉妹と、思っいきり遊んで大家族と沢山の兄妹との空気を、存分に楽しんだ娘が、帰りの電車で、ボロボロ泣きだして。

新幹線の切符の確認の車掌さんが、
「バイバイつらかったの?」
「うん(泣)」
「つよくなるんたぞ」
なんて、CMみたいなアドバイス。

ああ、自分が、こんな風に、寂しくて泣いたのっていつだっけな?